「人は合理的に判断する」と思いがちですが、実際にはそうではありません。
行動経済学は、人が意思決定するときに働く“心理的なクセ”を解き明かしています。
この視点を人材育成に応用すると、職場の工夫がぐっと効果的になります。
例1:アンカリング効果
最初に提示された数字や基準が、その後の判断に強く影響する現象です。
⇒新人研修で「期待する成長像」を具体的に示すと、
社員はその基準を目標に努力しやすくなります。
例2:ナッジ(そっと後押しする仕掛け)
人の選択を制限せずに、望ましい行動へ自然に導く工夫です。
⇒例えば「毎週の振り返りシート」を机に置いておくだけで、
社員は自然と記入し、学びを習慣化できます。
例3:損失回避バイアス
人は「得をする喜び」よりも「損をする痛み」に強く反応します。
⇒「研修を受けないと評価が下がる」よりも、「研修を受けると評価が上がる」と伝えた方が、前向きに参加しやすくなります。
<年末のまとめ>
行動経済学の知見は、特別な予算や制度がなくても活用できます。
「人は合理的ではなく、心理的なクセで動く」――
この前提を踏まえるだけで、育成の仕組みや関わり方が大きく変わります。
来年こそ、行動経済学を味方につけて「育成元年」にしませんか?
「どんな仕掛けを導入すればいいかわからない」
⇒ぜひ、弊所にご相談ください!
■社会保険労務士・行政書士 オフィスサワダ■
札幌の社会保険労務士、行政書士事務所です。






