“若チャレ” 計画受付終了しました

 「若者チャレンジ奨励金」通称“若チャレ”)を受給するための要件である『訓練実施計画届』の受付が北海道でも終了となりました。3/18から受付を開始し、最も早かった沖縄では6/1に受付終了、その後続々と各県労働局より受付終了のアナウンスが出ていました。北海道は先週末の6/28に受付終了。受付開始から3か月ちょっとです。

詳しくは→【こちら



 この奨励金は、正社員登用を前提に、職業経験等の浅い若者の教育・訓練による育成に対し助成するというものです。OJTOff-JTを組み合わせてかなりの時間を割く必要があり、企業の側も心して取り組む必要があります。

 先日、ある社長と採用についてお話しする機会がありました。求人広告での応募が思ったより多く、書類選考の結果、落とした方最終的に採用し、結果その社員が入社半年で今や他の年上の古参の社員たちを脅かす存在になっているとのこと。



◆書類選考で落とした理由:履歴書の文字が汚い、転職が多く、

             各社の職歴も短い・・・・

◆採用した理由:落としたにもかかわらず、お礼の手紙をくれたこと

       →ちょっと会ってみようかと思ったそうです。会

        てみたら、確かにマナーや言葉遣い、表現力等は

        心もとない、でもやる気や熱意等が感じ取れた。


 中小・零細企業においては、即戦力を求めがちですが、中々いい人財に巡り合えない嘆く(待ちの姿勢)より、いい人財に育てていこう(攻めの姿勢)というように“発想の転換”が必要な時代です。