あけましておめでとうございます。
弊所は、今年も“組織の活性化”を通じて、業績の向上をサポートします!
さて、(公財)日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所が「メンタルヘルスの取り組み」に関する企業アンケート調査結果を公表しています。
(上場企業 2,140社を対象、有効回答数 218社、回収率10.2%)
【主な調査結果】
■「心の病」の割合:40代が36.2%に増加し、30代と40代が最も多い年齢層に! 10-20代の割合も2割近くに増加
→これまで最も「心の病」が多い年齢層であった「30代」の割合が、今回、 58.2%から34.9%と減少する一方、40代の割合が22.3%から36.2%に増加)
■企業が最も力を入れる「早期発見・早期対応」(二次予防):効果ありは51.4%
→半数近くの企業では十分な効果を感じていない
■職場や働き方の変化の上位3位 :
「職場に人を育てる余裕がなくなってきている」(76.1%)
「管理職の目が一人一人に届きにくくなってきている」(69.7%)
「仕事の全体像や意味を考える余裕が職場になくなってきている」(68.3%)
→一次予防を継続して行っていくことが非常に重要
●一次予防:メンタルヘルス不調の発生を未然に防ぐための取り組み
●二次予防:病気を早期に発見し、迅速に適切な対応を取るための取り組み
●三次予防:現在の病状を適切に把握・管理し、病気の重症化を防ぐ取り組み
職場でできる一次予防の対策としては、
過重労働の抑制、職場環境の改善、人間関係の調整・・・・・が考えられます。
「社員が生き生きと働くことのできる環境づくり」と言い換えることができます。
「社員が生き生きと働くことのできる環境」
→「組織の活性化」、「個人の活性化」→「組織、個人のモチベーションアップ」→「会社の業績向上」
「メンタルヘルス対策」と聞くと何か後ろ向き(ネガティブ)な取り組みをイメージしてしまいますが、「組織を活性化する取り組み」に他なりませんよね!