事業所の節電対策と労働時間の見直し

 今夏については、昨年にも増して全国規模で電力需給が逼迫するであろうということで、節電に関する様々な‘お願い’や啓発・参考資料が公表されています。

<北海道電力より>

 ●節電をお願いしたい期間・時間帯・量

 ●7月23日(月)~9月7日(金) 平日9時~20時
   お盆期間(8月13日から8月15日)を除く

 ●9月10日(月)~9月14日(金) 17時~20時

   7%以上の節電にご協力をお願いします。

 

(ほくでん) 【事業主さまへの節電へのお願い】

(札幌市)  【夏の節電ガイド(概要版)】

厚生労働省からは、

「夏の昼間に停電が起きると、冷房や空調の停止による職場での熱中症の心配が生じるだけでなく、命や健康に危険が及ぶおそれがあります。また、多くの職場で、生産活動や営業活動に大きな支障が生じ、私たちの暮らしにも影響がおよびます。限られた電力を分かち合い、命と暮らしを守るために、各企業・事業場において夏の間の働き方、休み方を工夫してみましょう。」ということで、

【節電に向けた労働時間の見直しなどに関するQ&A】が公表されています。

 

 今般の節電を契機に、普段の労働時間や働き方、就業規則の見直してみることも有益ですね。就業規則の見直し・変更等については、社会保険労務士等専門家を活用=相談・助言を得て行なうことをお勧めいたします。