24年度 協会けんぽの保険料率

 新聞報道によると、27日協会けんぽの24年度保険料率がまとまったようです。すべての都道府県で、保険料率が上昇し、全国平均は0.5ポイント増の10.00%。高齢者医療への拠出金が増える一方で、保険料収入が伸び悩んでいるためと考えられます。

北海道は、0.52ポイント増の10.12%で佐賀県(10.16%)についで全国で2番目に高い水準となっています。

最も低いのは、長野県で9.85%。高齢者の長期入院が多いなど医療費の高いとされる地域の保険料率が総じて高い傾向にあります。

 3月分の保険料納付から適用されますが、労使双方で負担増となります。年収400万円の加入者の場合、全国平均では年間2万円(労使で折半のため、加入者1万円、企業1万円)程度の負担増となります。

 現行の制度では、保険料率の上昇に歯止めがかかりそうにありませんね。